前回は「今どきドライバーは12度がいい」というテーマで書いてみましたので、それに伴い今回は「12度ドライバーは短尺化させるといい」という内容で書いていきたいと思います。

ドライバーが苦手、球がスライスする、上手く当たらないなど、原因は自分のパワーに対してシャフトがしなり過ぎていることが多いです。

そういったミスを減らすためにシャフトを重く硬くすれば解決することができます。

飛距離を伸ばすためには、シャフトを軽く柔らかくして、しなりで飛ばしますが、安定したボールを打ちたいときは重く硬くすれば真っすぐ飛んでいく球が打ちやすくなります。

ドライバーが苦手な人はドライバーを短尺化させることによりミート率がUPして意外と飛距離が減らない可能性もあります。

ドライバーを短尺化させる方法

ドライバーを短尺化させる方法は、当たり前ですが「シャフトを短く」することです。

トップ画像のように2番ドライバー、通称「ブラッシー」を買うより、自分でパーツごとに組んで行く方が良いと私は思います。

いろいろなメーカーから2番ドライバーやミニドライバーという名前で売られていると思いますが、あえて買う必要はありません。買っても自分に合うかどうかがわからないので、まずはシャフトを1本買って試す方が良いと思います。

わざわざドライバーを短くしないでも3番ウッドでティーショットすればいいだろうと思う人もいますが、3番ウッドの小さいヘッドでカスったらどうしようと思いませんか?

ティーショットだけはティーアップできるのですから、ドライバーのデカヘッドでレベルに打った方がミスがすくないと思うので、アマチュアは3番ウッドを入れないでドライバーを短尺化させる方をおススメします。

短尺化することで飛距離は落ちますが、それが嫌なら1番ドライバーと2番ドライバーの2本を入れてホールによって使い分ければ良いと思います。

プロはドライバーと3番ウッドを使い分けていますが、アマチュアにとって3番ウッドはミスの頻度が多いと思いますので3番ウッドを抜いて1番と2番ドライバーを入れるセッティングというのは有りだと思います。

ゴルフの理解を深めるためにも、いろいろと実験をして自分に合う硬さや重さはどのくらいなのか調べてみる、ゴルフの道具にこだわることもゴルフの楽しみの一つだと考えています。

カチャカチャ機能が付いているドライバーならばカットしたシャフトに交換するだけで短尺ドライバーが完成します。

WEBで調べるとバランスや組み方がと、いろいろと書いてあるかもしれませんが、そんなに難しいことでもありません。

おススメと説明を交えながら書きたいと思います。

短尺ドライバーおススメの長さ①44.5インチ

ヘッドまでの長さを44.5インチにすると扱いやすいドライバーになってくると思います。

今どきのドライバーは45.25インチ前後が多いかもしれませんが、0.75インチカットするだけで感覚が変わります。

人によって感じ方が違うのでメリット・デメリットになることも人によって変わります。

バランスが減って、ヘッドの重さを感じずらくなりますが振りやすくなります。

0.75インチのカットでは対処法としてはヘッドの重りを付け替えれば問題ないレベルだと思います。

シャフトもカットした分、硬くなるので左右のバラツキが抑えられます。

短尺ドライバーおススメの長さ②44インチ

ヘッドまでの長さを44インチにすると本当に1番ウッドと3番ウッドの間くらいになるので2番ウッド(ブラッシー)と言えるのではないかと思います。ヘッドのロフトも10.5度を使っている人は12度まで傾けると良いかもしれません。

この長さまで来ると、かなり扱いやすくなります。

シャフトも硬くなるのであまりしなりを感じなくなるのではないでしょうか。

短尺ドライバーの調整の仕方を書きます。

①ヘッドの重りを重くすることによって、しなり量は増えますが、少しだけ振りづらくなります。

②通常使っているドライバーシャフトのフレックスがSの場合、硬さSRを選び少し柔らかい物からカットしてもらう。

③グリップを普段使っている物より軽くすることによって、ヘッドのバランスを出す。重さを感じやすくする。

①~③のような調整の仕方がありますが、あまり悩む必要はないと思います。

このページを見ている方はドライバーの球が暴れるから、なんとかしたいと思っている人だと思います。

44インチにすることでしなりが減り、シャフトは硬くなりますので球は暴れなくなり、ある程度真っすぐ飛ぶ球が打ちやすくなると思うので、そのままでも使えると思いますが、調整するなら①~③のやり方がありますよ!という程度です。

そして44インチのシャフトを手に入れたいとおもったら!

ゴルフセオリーさんがおススメです。

ドライバーなら44インチまでカットしてくれるし、作業が早い。

シャフトを買う時にいつもお世話になっています。

下記のロゴがリンクになっています。

44インチ以下の短尺ドライバー

3番ウッドのシャフトが大体43インチです。

同じメーカーならドライバーに入ると思いますので入れて打ってみるとわかります。

打ちやすいですが、かなり飛距離が落ちてしまうし、慣れるまで違和感があると思います。

しかしミスが少ない3番ウッドという位置付けならば問題ないとは思いますが、1本セッティングの短尺ドライバーとして使うなら、44.5インチか44インチをおススメします。

短尺ドライバーまとめ

44.5インチは振りやすくミート率アップする分、トータル飛距離が変わらない可能性があるので、少し短いドライバーとして1本対応で行けると思います。

44インチ前後までカットすると安定した球が打てますが、飛距離が落ちてくると思いますので、広く長いコース用に長め柔らかいドライバーと2本セッティングにするのは有りだと思います。

ドライバーはシャフトを短くして、ボール位置も体のセンターから少し左に置く程度、ティーアップも低めでレベルに打っていけば難しくありません。

さらに12度ヘッドだと高さが出るのでサイドスピン量が減って真っ直ぐに飛びます。

飛距離を出そうとして長いドライバーで横振りをするから左右に散らばるのです。

ドライバーが苦手、スライスをしてしまうという人には短尺ドライバーおススメですので検討してみてはいかがでしょうか。

余談ではありますが、私は5番ウッドをセッティングに入れていますが、こちらも短尺!41インチの9番ウッド用のシャフトを入れて非常に振りやすく、PAR5の2打目に使用しております。

長い3番ウッドでミスをするくらいなら短い5番ウッドで確実に距離を稼いでいきたいです。

メーカーは飛距離が出ない人の為や以前のモデルより飛ぶようにするため、どんどんシャフトを長くしているので短尺に戻してミート率をUPさせるというのも一つの手段だと思います。

ぜひ試してみてください。