今回はゴルフ初心者が100切りをするまでに、どのように練習をしたら良いかというテーマで書いていきたいと思います。
道具は高い物を買わないことが重要
練習の話に行く前に、一番最初は道具が無ければ練習ができません。
ゴルフを始めるにあたり、高い道具を買わないということが重要だという事を書きたいと思います。
スイングになれるまで、自分にどのような道具が合うのかわからないのに、道具を買うのは危険だと思うからです。
クラブを上手く振れるようになるとスイングは変わってきますし、人によって力や体格が違うので、自分のスイングを理解してくれる人に相談をしましょう。
相談する人間はアマチュアゴルファーならスコア70台でラウンドができる人かティーチングプロが良いです。
ショップの店員さんは良い人もいるかもしれませんが、商売が前面に出てしまったり、そこまでの腕前が無い可能性があるからです。
我流の打ちっ放し練習には注意をして!
練習をするにしても自分一人だけで打ちっ放しに行って練習するのは注意してください。
スポーツ全般でフォームや型といった最初の形をマスターすることが上達への近道になるのは誰でもわかることだと思いますが、一人で練習をして「やりながら覚えて行こう」という考えや、「たくさん練習をすることによって上手くなるだろう」という考え方は間違いでもあります。
たくさん練習をすることが間違いだという理由は、人間の脳は練習を記憶するが、間違ったスイングやミスショットも記憶してしまうので、下手なスイングが脳に刷り込まれてしまうからです。
最初はゴルフが上手い人に習って、正しい知識を一通り学んでから個人練習に励んだ方が良いと思います。
ティーチングプロに習うのか、もしくはアマチュアゴルファーでもスコア70台でラウンドできる人に習ってください。
先ほどもアマチュアゴルファーならスコア70台と書きましたが70台と80台にはかなり差があり、80台の人はまだまだスイングミスがありますが70台でラウンドする人は大きなミスが無く、スイングがある程度完成されている人ですのでゴルフを教わるなら70台の人にしましょう。
プロや上手い人に教わり、課題をもらって個人練習に励む、正しい方向性を理解したうえで、たくさん練習するようにしましょう。
打ちっ放し練習場で見かけるのは我流の考えで手首を異常に回転させて遠心力を作ろうとしたり、永遠とスライスを打ち続けたり、間違った方向性の練習をしている人がいます。変な癖がついてしまい直そうと思った時には染みついてしまうということが無いように初心者の人はご注意ください。
レッスンに通いたくない人は
プロに教わる時間や、お金がない。周りに70台でラウンドができる人がいない。そういった人も、もちろんいると思います。
自分一人で練習するために、おススメの本を紹介します。
ゴルフのバイブルともいわれているモダン・ゴルフを紹介いたします。
こちらの本ですが1957年に書かれたものですが、未だに多くのゴルファーが読み絶賛している本になります。
ティーチングプロが書いた本は数多くあり、どれも消えて行ってしまいますが、70年も読み継がれている本は消えることはありません。
何刷りも重版され読み継がれるのには訳があります。
私も今まで多くのゴルフレッスン書を読みましたが、この本だけは手放さずに時折、読み返しています。
少し古臭い感じがしますが、グリップの握り方からスイングの仕方までしっかりと書かれている本で、この1冊があれば他の本はいらないかもしれません。シンプルなゴルフスイングについて書かれている本でイラスト付きでわかりやすく、今までに読んだ中で一番良かったゴルフ教科書です。
この本を読んだあとは、どの本もモダンゴルフの派生に過ぎないと思うようになりました。
ゴルフは知識が無くてもボールを打ててしまうスポーツですが、意外と繊細な技術が求められるので力任せに始めるのではなく正しい知識をもって始めた方が上達の近道になります。
初心者のゴルフ練習まとめ
ゴルフに一番大切なのは距離をコントロールするということですが、打ちっ放しで練習を始めると、どうしても遠くに飛ばしたくなってしまいますし、飛ばせると爽快な気分になります。
初心者の最初の練習は、スイングをするという動作になれることです。
正しい知識を付けて、スイングの練習する。
スイングをするということに慣れてきたら距離をコントロールする練習をたくさんやりましょう。
初めてラウンドに出て初心者が一番やってしまうミスは、ボールに当たらないというミスとグリーン周りで距離のコントロールが出来ずに、行ったり来たりしてしまい同伴競技者を待たせてしまうことです。
大きく飛ばなくて良いので、振り幅の小さいスイングで確実に当てられるスイングという練習もラウンドに出る前にたくさんやっておきましょう。
練習で一番気持ちが良いのはドライバーで飛ばすことですが、スコアを縮めるのに必要な練習は番手が小さい物なのです。
1パター 2ウェッジ 3アイアン 4ウッド 5ドライバーという順番で練習量を増やせたら100を切るのはあっという間かもしれません。
短い物の練習は楽しくはないので、無理をしてやる必要はありませんがスコアを縮めたくなったら思い出してください。
正しく練習してゴルフが上手くなりゴルフライフをエンジョイしてください。