PINGから発売されているEYE2ソールって特殊な形状でどうなんだろう?という疑問を持った方はいますよね。

私もその一人で、気になるものは試してみたい!好奇心に負けて買ってしまいましたので感想を書かせていただきます。

左がもちろんEYE2(E)モデルで右がスタンダード(S)モデルです。

スタンダードはストレートネックですがEYE2はネックが曲がったグースネックです。

私はもう見慣れてしまったのですが、なんだかバターナイフのような形状で好みがわかれる見た目となっていて、中古クラブを見に行った時に握ってみても独特な形状に最初は買うのをためらいました。

実際に購入して練習で5発~10発打ってみましたが違和感しか感じません。

しかし練習を続けるうちに段々と打ちやすいと感じるようになっていきました。

この感覚は何故だろうと、いろいろと考えてみたのですがグースネックは通常FP値が小さい、エッジの部分がシャフト中心線より後ろに下がっているものが多いのですが、EYE2はグースでも出っ歯なんです。(FP値が大きい)

画像をよく見ていただくとわかると思いますがEYE2はリーディングエッジが丸くて出ているので出っ歯がボールに対してエッジを入れやすい。

慣れてくると簡単と思えるようになってくるから面白い。

最初は違和感しかなかったのですが、この形状が開いた時に非常に打ちやすく思えてくるのです。

次第にイメージはこんな感じでバサーっとカットに入れたくてしょうがなくなる。

メーカー説明ではEYE2は窪んだソールの効果でバンカーショットが簡単になるという謳い文句で売り出していますが、出っ歯が効いて球も拾いやすく、ロブショットも打ちやすいと思います。

抜けはバウンスが少なめのTソールの方が良くなると思いますが、アマチュアが使うには難しい。

私のおススメはEYE2の54度か56度でバウンス角が10度ついているモデルがアマチュアには良いと思います。

またPINGのバンカーショット推奨クラブは54度という事をメーカーの人に聞いたことがありますので参考にしてみてはいかがでしょうか。

私の場合、転がしやアプローチ全般を52度でやりたいので56度EYE2をバンカーとロブが打ちたいときに使用しています。

プロはグリーンが早いのでスピンをかけて止めるために58度や60度のロブウェッジを使用していますが初心者やアベレージゴルファーはロブウェッジは難しくなるだけですので使わない方が無難です。

バンカーやロブをEYE2ソールで慣れてしまうと、カットに打ちやすい見た目と効果から一度使ってしまったら他の物が使いたくなくなってしまう、とても良いウェッジだと思います。

皆さんも一度使ってみてはいかがでしょうか。

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