今回は初心者の方に覚えて欲しいプレーファーストの意識について書いていきたいと思います。
ゴルフは4人でラウンドをすると楽しくなって周りが見えなかったりスロープレーになっていても気が付かないことがあります。
ゴルフ場の口コミを見ても「後半は待たされた」「どれだけ詰め込んでいるのか」「マーシャルは何もしない」というようにゴルフ場の文句を書いてあることが良く目につきます。
ゴルフが上手い人はプレーも早い傾向があると思いますが、初心者の方は打数も多いのでそれだけ時間がかかってしまいますので気を付けたい点などを書いていきますのでコンペなどで周りに迷惑をかけないように覚えておきましょう。
私が娘に注意したことを交えながら書いていきたいと思います。
素振りは1回にするべき
打つ前の素振りの回数ですが、1回にしてもらった方が良いと思います。
初心者の内は焦って打ちたくない気持ちはよく分かるのですが、2回素振りをしてチョロ、、、また2回素振りをしてダフリ、、、というように待っている方は見ていてきつくなってくるので、素振りは出来れば1回が良いと思います。
うちの娘が素振りを2回した時は「練習は練習場でやってください」と冗談っぽく伝えています。
ラフでボールが見つからないときは早々に諦める
これが一番時間をとる行為ではないかと思いますが、初心者ほど慣れていないので見当違いな場所を探していたり長々と同じところを探して歩いていることがあります。
ボールの捜索は3分間とルールでは決められておりますが、誰かが探してくれたり、行方を教えてくれず見つけられないときは早々にロストボールで打ち直す処置を取った方が良いと思います。
ラフのボール捜索を何度もするうちに後ろには長蛇の列ができてしまうのがゴルフ場が混む理由だと思います。
自分の打った打球は落ちどころまでしっかりと確認し、行ってみても見つけられないときはロストにして打ち直しましょう。
「フェアウェイに置けずラフに入れてしまう自分のミスだ」という真摯な姿勢で打ち直せば周りからの好感度も上がると思います。
ボールは必ず2個以上持つこと
男性のゴルフ用ズボンのポケットというのは大きく作られていることが多く、1個しかボールを持っていないということは稀だと思いますが、女性のスカートのポケットは小さくてボールを入れておくのが大変だと思いますが、OBを打ってしまったり池に落としてしまったり、その都度カートに戻っていたらかなり進行を遅らせてしまいます。
女性はボールホルダーなどを活用すると良いと思います。
うちの娘はボールをもっていないことが多く、私にいつも怒られています。
グリーン周りでは次のホールへの出口を確認
小さいことですが、グリーン周りでパター以外のクラブを置いてからパターを始めると思いますが、まずは出口を確認して遠くても出口付近に道具を置いてからパターの準備をしましょう。
歩いてグリーンに向かうとグリーンの手前側に道具を置いたりアプローチをした後、その場に道具を置いてパターを始めることがあると思いますが、大体出口は奥側にあることが多く大きなグリーンなどはパターを終えてから、わざわざ戻って道具を取りに行くことになりますのでクラブはグリーンの出口方向の置いてからパターを始めましょう
こういった細かい気遣いができるかどうかでゴルファーとしての善し悪しをベテランの人は余裕があるので見ていると思います。
グリーンでは走ってはいけませんが、グリーンの外に出たら次の組の為に少し小走りで移動するような行動と心遣いが出来れば、たとえゴルフが下手でも、またゴルフに誘ってもらえるようなゴルファーだと思います。
ゴルフは長い時間を人と一緒に過ごして、人間性が見えてくるスポーツですので、上手い下手よりもまずマナーや気遣いができるかどうかの方が大切になってきます。
他にもゴルフでは人のプレー中に話をしない、視界に入らないなど細かなマナーはたくさんありますので初心者の方はルールよりも、まずはマナーの部分を調べて覚えておくことで、ベテランゴルファーと仲良くラウンドすることができると思います。
プレーファーストでラウンドができる人とできない人ではかなり印象が違ってきますので意識をもってラウンドしてみてください。